笹島喜平 ササジマキヘイ Kihei Sasajima

笹島喜平

1906年-1993年
栃木県生まれ。青山師範(現東京学芸大卒)。師・平塚運一、棟方志功。
棟方志功の最初の弟子であったが表現主義的な志向から次第に写実による一点一刻もおろそかにしない厳格で構成的な古典主義の方向に向かう。拓刷木版という独自の技法を創案して新分野を開拓した。
雪舟の水墨画や鎌倉期の仏像彫刻にみられるような写実的で簡素質朴な力強い画風は日本人のある面での美意識と伝統を具現している。晩年の主題は不動明王を主とする仏像、古都の風景、霊峯富士、女神像など日本的象徴に限られていた。
1940年、国画会展初入選。1952年、日本板画院創立に参加。

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