1880−1977年
岐阜県生まれ。1904年東京美術学校西洋画家選科卒業。
1905年 樺太調査隊に加わる。以後2年間北海の島々を廻り、各地の風光、地形の記録やスケッチなどをする。この時作品はすべて関東大震災で焼失した。
1909年 第3回文展に出品し、褒状を受ける
1915年 才能を惜しむ友人の勧めによりやっと上京、再び制作に向かう
第2回二科展に出品。以後、第29回まで毎年出品する
1964年 パリのダヴィット・エ・ガルニエ画廊主催で大個展が開かれ、好評を博す。
帰国後、その作品を展観する。
1967年 文化勲章受章者に内定したが、「これ以上人が来るようになっては困る」と辞退
1972年 勲三等叙勲の内示があるが辞退
1976年 郷里の岐阜県恵那郡付知町に熊谷守一記念館が設立
1977年 逝去。享年97。