1928年-1999年
1928年、パリに生まれ、夜学に通いデッサンを学ぶ。1944年、パリ国立美術学校に入学、ナルボンヌに師事する。大戦後の抽象絵画の洪水の中、弱冠20歳の若さで“具象画家の旗手”としてデビューしたことは有名である。1947年、ニコール街で初の個展を開きその鬼才を認められ、アンデパンダン展、サロン・ドートンヌに出品。1948年、ジュンヌ・パンチュール賞とクリティク賞を受賞。以降、「受難」「戦争の恐怖」「サーカス」等、主題を定めて個展を開催。1963年、東京国立近代美術館でビュッフェ展を開催。
1999年11月 翌年に「死」という展覧会を予定しながらその壮絶な生涯を閉じる。